日本のような高速道路がケアンズ周辺やアサートン高原にはありません。
そのため、制限速度は30〜100キロと幅広いんです。
段階的に低くなる制限速度
たとえば、郊外の幹線道路は、制限速度は100キロが標準。
しかし、町の近くでは制限速度が段階的に低くなっていきます。
時速100キロ(郊外)→時速80キロ(町の500mくらい手前)→時速60キロ(町の200mくらい手前)→時速40〜50キロ(町の中心部)といった具合です。
また、ラウンドアバウトは30キロ〜40キロが多く見られます。
実によく考えられたシステムだと思いませんか?
人がほとんどいない郊外は高速走行で、人がだんだん増えるにつれて低速になっていくんですから。
学校の登下校の時間帯の制限速度
また、学校の登下校の時間は時速60キロの道路でも40キロ制限なんです。
車社会だからこそ、「子どもの安全」を第一に考えているオーストラリアならではじゃないかなと。
学校の近く(登下校のルート)には、看板があるので見落とさないように〜♪
「School Zone Mon-Fri 8:15〜9:00、3:00〜4:00」というような看板です。
日本語で書くと、「登下校時間帯 月〜金 8時15分〜9時、15時〜16時」。
ちなみに、上の例は、アサートン高校(Atherton High school)の場合です。
たしか 8:15〜9:15(8時から9時だったかも)と3:00〜4:00でした。
一般的に、登下校の時間は学校の立地条件によって変わるかもしれませんが、基本はコレです。
悪いことはいいません、登下校の時間帯には、絶対40キロ以下を守りましょう!!
子どもの交通安全を守るの行政機関は何なのかを考えれば分かりますよね?